今回はamekenさんのHPから『ようきんJC−秋の嵯峨野歴史ポイントマラニック記』です。


開催日時 平成13年10月20日(土曜日)
開催場所 京都府右京区 嵯峨・嵐山
距離・記録 15Km マラニック
参加メンバー まえかわ会長/池内さん/ひろっさんふきこ姉さん
hirokun/ameken


 ようきんJCの池内さん主催の「秋の嵯峨野歴史ポイントマラニック」に参加してきました。マラニックは初参加なので、けっこう不安でしたね。だって、amekenの走力ではついていけないかも・・・と真剣に悩みました。



 出発点は
池内邸で、まずは素敵な奥様の入れてくださったお茶を飲み休憩(笑) そして、準備運動なしでスタートする。まあ、これはいつものコトか。
 キロ6分30秒くらいのゆっくりとしたペースで、最初の歴史ポイントである
広沢池を目指すというか、通過する。まあ、池やしね。続いて、後宇多天皇陵嵯峨天皇陵と天皇陵を廻る。当然、天皇陵やから山中にある。イキナリの山登り! 絶景ではあったが、「やっぱダメかも・・・」と思わせるほどに山登り(当然歩き)は疲れたよ。
 そして、マラニックのマラソン部分に入る。ようきんJC御一行様は、一路、
清滝に向かって走り始める。ゆっくりとしたペースながらも、これぞランニングという楽しさがあった。普段の大会では走力に違いがあって、団子になって走らないメンバーやしね。それに、大会では、お喋りもせんわな。しかも、話の内容は「来年の春は、愛宕山登山マラニックをしましょう」というマラソンバカな会話である。もう、“マラソンバカ最高!”である。
清滝落合と進路を変え、多分トレイルランと呼ばれるような道を走る。え〜、分かりやすく言うと、歩こう会のおじいさんやおばあさんが歩くような道である。えっ、分からん? ・・・まあ、普通は走らないような道のコトやね。途中、保津川下りをする船や保津川の橋の上で一時停止するトロッコ列車(観光の一環らしい)を眺めたりして目を楽しませるコトのできる道と言えば、想像がつくかな。
 市街地に降り、
二尊院まで辿り着いたら、エイドステーションに到着。マラニックなのにエイドステーション!? 実は池内さんが、友達が住職をされれている日蓮宗の久遠寺に場所を提供してくれるよう交渉してくれていたのです。しばし、バナナやみかんを頂きながらの休憩。そして、他愛も無い話に花を咲かせる。幸せ。
 いよいよ、メインイベントの
嵐山です。小倉山を見つつ、トロッコ嵐山駅大河内山荘亀山公園へと足を進めると、そこは京都観光のメッカ『嵐山』であった。“ようきんしゃったTシャツ”に身を包んだ我々は、ほんの、ほんの少しだけ浮いた感じ(少しだけやで!)がするのだが、まあいちいち気にしていられない。カップルや嵐山名物の人力車を颯爽(?)としたステップで避けていき、今回の「秋の嵯峨野歴史ポイントマラニック」の最大の観光スポットである臨済宗の天龍寺に到着する。



 天龍寺は、後醍醐天皇の霊を慰めるために、足利尊氏が夢窓国師を開山とし建立した禅寺だそうです。禅は、印度の僧、達磨大師が初祖のちょっとマニアックな仏教やね。我々はラッキーなコトに、普段は公開されていない(2001年11月末まで公開だそうです。間違っていたらゴメンなさい)法堂(はっとう)兼仏殿を見学するコトができました。この法堂の天井画がマジでスゴイのよ。日本画の雄【加山又造画伯(ハガキサイズの大きさの画で、400万円だそうです)】が、畳80畳分の大きさの板に直径9mの円を描き、その中に八方睨みの龍を画いた墨絵なのですが、他の画とは迫力が違う。ちなみに、八方睨みとは、日本画の技法の一つで、どの方位から見ても、見る人の方を睨んで見えるというものです。マジで驚愕ですよ。直径9mの円を周ったのですが、ホンマにこっちを睨んだまま視線を外してくれないんです。



 
天龍寺のお庭を見学し、野宮神社清涼寺と通過し、時代劇の撮影で有名な大覚寺門前までやってきました。楽しいマラニックも残りわずかです。少し寂しい・・・ 最後の1.5Kmほどをキロ6分ほどで走り、今回の「秋の嵯峨野歴史ポイントマラニック」は終了しました。



 初マラニックの感想は「楽しい!」である。余計な修飾語は要らない。もう、ただ純粋に楽しいのだ。けど、楽しいと楽は違うで。デリケートな(貧弱なだけやね)amekenは、足場の悪い山道はシンドかった。心肺機能や無く、筋肉が「ダルっ」って叫んではった。まあ、心地よい「ダルっ」なんやけどね。 


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