四万十川100qウルトラマラソン
(2003年10月18日〜20日)


四万十川100qマラソン!


初日(18日)はうどんツアーでした。


1件目「がもう」 2件目「なかむら」(お店の名前、ちがった??)
どちらも行列の出来る評判のお店です。さすがに美味しかったですね〜。


青馬会の方たちが宿泊しているというホテルの窓にジェイさんを発見!
ゴールもこのお姿でした〜!


前夜の作戦会議!
いつもの飲み会と何も違いません・・・。


19日早朝、スタート前の集合写真です。
すこし肌寒く感じましたが、走るのにはちょうど良かったですね。

四万十の100qは私にとって
とても長くて辛いものに感じてしまいました。
景色もいいはずなのですが、あまり憶えていません。

ほとんどのエイドには、給水だけでなく
バナナと氷砂糖が用意してあり
所々には、おにぎりやお味噌汁まで用意され、至れり尽くせりだったと思います。
だけど、村岡のあとだったからでしょうか?
私には少し寂しく感じてしまいました。贅沢ですよね・・・。

コースは険しく思えました。
これは自分が下調べをしていなかったためですね。

今回、スタートからひろっさんと一緒に走りました。
ひろっさんは四万十の一週間前に関西周遊を走っていたので
疲れているはず。
無理をして欲しくないという思いもありました。
夫婦で一緒にウルトラマラソンを走り、一緒にゴールをしてみたい!!
そういう気持ちもありました。

でも、46歳のひろっさん、
この歳にこの大会を走るのは最初で最後ですよね。
これはみんな同じですが・・・。
出場する全ての大会が
苦しかろうが楽しかろうが大切で、素敵な思い出になると思うんです。
だから、毎回
自分の為の走りをして欲しいと思っています。
(記録を狙うことが大切という意味ではありません。)
夫婦で走ったことも素敵な思い出になると思いますが、
私の弱音ばかりを聞かせた今回のレース
ひろっさんに申し訳なかったですね。

今回、スタートから40qぐらいまでキロ6分ぐらいのペースでした。
前半の急な坂は、みんなに抜かれながらでしたが
なんとか走りました。
下りは飛ばしました〜。
キロ5分半〜5分ぐらいだったかな??私にとっては無理をし過ぎましたね。

中盤にはもうバテバテで
右足が重いしだるいし、思うように動いてくれません。
こんな時って
仕方がないんだという、自分を許す原因を
何か考えてしまうんです。
今回は「先日のバイクから落ちた後遺症が出ているんやろうか?」なんてね。
ふくらはぎもいつも以上に張ってきます。
右足首にもひどい痛みが出てきます。

50qを過ぎた辺りの坂で、まみりんさんと怪速さんに抜かされてしまいました。
後ろから見ていると二人は軽い足取りで
とても楽しみながら走っているように見えました。



抜かされる時、一緒になった記念にパチリ!

せっかくのウルトラ、それも
うちは夫婦で一緒に走っているのに
口を開けば弱音ばかり、あとはほとんど喋らず、もったいないと
その時に思ったんです・・・・。
でも、思っただけで、その後も何も変わりませんでした。

レースはまだ中盤、あきらめるわけにはいきません。
レストステーションで休憩をすれば
走れるようになるかもしれない、何かが変わるはずだと
62qのレストステーションを目指し、その後も必死で前に進みました。

ようやく62qのレストステーションに到着です。
ほんの数分でしたが、足を高く上げて寝っころがり
うたた寝のまねごとをしてみました。

だけど、「あかん!最後に1分1秒で泣くかもしれない!」そんな焦りが出てきます。
考えているより前に進まなくてはと
着替えをしているひろっさんを待ちもせず、私は先に出発しました。
その後の数qですが、信じられないぐらい調子よく走れました。
休憩が良かったのか、ひろっさんに少しでも追いつかれまいと頑張れたのか??不思議ですね。

その後、ひろっさんと一緒になり、しばらくは頑張れたのですが、
右足首の痛みはどんどんひどくなるばかりです。
少しでも上りになると、足首よりも甲かな??
激痛が走ります。
足首が少しも曲がってくれません。
しまなみを走った知り合いの疲労骨折を聞いていたこともあり
「骨が折れているかも・・・」なんて思ってしまいました。

上りは足首を曲げずにすむようにボチボチ歩き、平坦と下りは必死で走る、
そんな状態でなんとか前に進みました。
66q地点では「もう三分の二が終わった!」と自分に言い聞かせました。

残り30qになった時にひろっさんは
「あと、たったの30qや」と言うんです。
元気づけるために言ってくれたと思うのですが
普通は「たった30q」とは言いませんよね・・・。
300qを走った人の言うことですから、納得でしたけど。

残り21qになった時点で「あとハーフを一本だけ!」と
やっと気持ちに余裕が出てきました。
この考え方も、ひろっさんの「たった30q」と同じで変です??(笑)

あとは19,18,17,とカウントダウンです。
沿道の方の応援ももちろんですが、
仲間の頑張り、掲示板やメールでの応援、
ちえりんや四万十仙人さん達の応援などのおかげもあり、
後半はどんどん元気になってきました。



みんなの応援のために自転車で40qも走ってくれた
ちえりんです。

最後の最後、四万十のゴール前には短いけれど、急な上り坂が待っています。
「上りは絶対に走れない!」と思ったのに
甲の痛みはどこに行ったのでしょう?
気持ちの問題なの?
坂を元気に駆け上がり、ゴールを目指すことが出来ました。
沿道の「お帰り!!」の声援に、「ただいま〜!!」と叫びながら
どんどんスピードは上がります。

「やっとゴール!!」と思ったのは、私設ゴール??
たくさんの声援と紙吹雪を受け、本当のゴールを目指します。

しばらく走るとタイム計測のマットがありました。
「これがゴール??」と思いましたが、
まさかマットだけで、ゴールに無人はないですよね。
そこを通りすぎ、またまたゴールを目指します。

角を曲がると、
ようやく本当のゴールが見えてきました。

初の夫婦揃ってウルトラマラソンゴールの瞬間で〜す。
タイムは11時間49分32秒でした〜。


この写真は四万十のHPに載っていたものです。
(みぞさん、見つけて下さってありがとう。)



後夜祭の様子です。とても豪華でしたよ〜〜。
タラちゃん、ポカリさん、入賞おめでとうございます。表彰式、素敵でした!


20日朝、散歩に行くと宿を出て行ったきり
みんなは帰ってきません。
やっぱり〜〜!!朝から大阪ミントの方たちと宴会をしていました。


昼食は黒潮本陣でタタキ定食です。
注文をしてから藁の火で鰹を焼いてくれます。


朝に飲んだはずなのに?
昼からまたまた乾杯でした!


淡路島の緑PAでの写真です。
ダブルさんと奥様がみんなに会いに来て下さいました。
いつもありがとうございます!!
お土産までいただき、ごちそうさまでした〜。

最後に・・・・
四万十は素敵なところです。
景色もすばらしくて応援もあたたかい素晴らしい大会だと思います。
でも、この大会は抽選に当たった人しか出場できません。
みんなと一緒に行きたい、みんなと一緒に走りたい、そう思っても
出場出来ない人も出てきます。
この大会に向けて、大きな目標は立てられませんよね。
それが残念に思います。

今回、長距離の運転を
澤ちゃんとみぞさんにお世話になりました。
お疲れのところ、本当にありがとうございました。
写真もたくさんの方からいただきました。ありがとう!

たくさんの応援もにも感謝しています。
ありがとうございました。

E-Mail: aaadd101@kcat.zaq.ne.jp
URL:http://www.kcat.zaq.ne.jp/aaadd101/
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