6月30日、二回目のサロマ湖ウルトラ100qマラソンに出場しました。 一回目の昨年、55q地点のレストステーションで 制限時間に少し余裕があったのにレースを捨ててしまい、大きな後悔を残していました。 だから、今年の一番の目標は、「止めさせられるまで走ること!」でした。 そして、出来ることなら75q地点まで辿り着き、お汁粉を食べること。 最後の最後、奇跡が起こり、ゴール出来ればめちゃくちゃ幸せ・・・ そんな気持ちでスタートラインに立ちました。 フルもウルトラも同じですが、スタートラインに立てるだけで幸せを感じますね。 今回もたくさんの応援をいただきました。 8名もの人数で遠く北海道の大会に挑戦することが出来ました。 現地で初めて会えた友達もいます。 いろんな事に感謝ですね。 |
サロマの制限時間は13時間です。 仮に、エイドで必要な時間が10qあたり4回、1回1分として、100qで40分、 (順番を待って足に水をかけたりしていたら、あっという間に2,3分が過ぎていきます。) トイレ休憩に必要な時間が1回5分として、100qで3回として15分、 レストステーションでの着替えと休憩時間が20分として、合計1時間15分。 残り時間を、少し余裕を持って100で割ってみると、 1qあたり最低でも7分では走らなくてはなりません。 後半落ちることを考えると、前半は6分30秒ぐらいでしょうか。 |
午前5時、スタートです。 スタートに2分ほどかかりましたが、スタート後の混雑もなく 20q地点までは予定通りのスピードで走る事が出来ました。 でも、それ以降力が出てきません。足は元気なのに・・・。 最近のレースはすべてこんな感じです。どうしたのでしょう??気持ちの問題??? 「こんなに応援してもらっているのに」とか、「手術までしてもらった脚やのに!」などと思いながら そして、音楽を聴いたりしながら何とか一歩ずつ前に進みました。 しばらくすると、みんなのタイム速報が携帯電話に入ってきます。 何qのところだったか忘れましたが、携帯電話を確認してみると くーさんが私よりも1.5qほど先で、まきさんが1.5qほど後ろだとわかりました。 みんな頑張っているんだから・・と私も必死で走りました。 |
昨年はフルの地点の通過が5時間でしたが、今年は5時間7分、焦りました。 気持ちは焦っているのに、足は動いてくれません。 この後、1qあたり8分以上かかりながら55qのレストステーションに到着。 レスト到着が6時間57分、60qの関門まで38分です。 通り過ぎて普通に走る事が出来れば間に合う時間なのですが、足が動かないので ダメで元々、氷水に足をつけて冷やし、急いでスタートしてみました。この間約8分、 60qの関門までの残り時間は30分、どう考えても無理なんですけどね。 その後、今までは何だったんだろう??と思うぐらい走れるようになりました。 でも、コースは登り、私の走りではとても関門には間に合いません。 だけど今年は去年とは違います。 関門までのレースだと割り切って、必死で走りました。 同じ所を走っている人たちは、関門に間に合わない事をみんな分かっているはずです。 だけど、必死で走っている人がたくさんいました。他のレースとは違いを感じました。 |
59qぐらいのところで「怪速亭」のシャツを着ている人が見えてきました。 前を走っていたくーさんです。普通なら知り合いに会えるとうれしいものですが 今回だけは、くーさんは関門を越えたと思っていましたので、とても残念でした。 そして、59.5qの給水所です。「は〜い、制限時間になりました。ここで止まって下さい。」と 止められてしまい、今年のサロマが終わってしまいました。(7時間40分) くーさんと一緒に収容バスでゴール地点に行き みんなのゴールシーンを今年も何時間も眺めていました。 もうサロマウルトラの100qの挑戦はやめようか・・・・ 出場するとしても、完走の可能性のある50qにしようか・・・ そんなことも考えたりもしましたが、やっぱりね! 来年も出場出来るなら、100qにエントリーします。 いつか必ずサロマの100qの部で、ゴールテープを切りたいです。 たくさんの応援、本当にありがとうございました。 次回サロマに挑戦する時には、胸を張って「完走を狙います!」とスタートラインに立ちたいです。 |