2001年に里親募集中だった「はる」ちゃん 
(ゴールデンクラブの会報に載っていました) 

2001年4月
通称 はる メス 推定3才 避妊済み
小振りで童顔です。
甘えたい子で人が大好きですから留守番は嫌いです。
室内飼い出来る方で
人の出入りの多いお宅でも大丈夫と思います。
 

はるちゃんのその後

2002年、3月のはるちゃん

2001年4月、保護された時の体重は14.4kgで貧血気味、
耳血腫があり手術。
そして6月、体力の回復を待って避妊手術。
しかしその時に分かったのですが、腹水がたまっていました。
フィラリアの治療を延期。10月にフィラリア治療完了。
里親さんとのお話も進み、ホームステイを開始。
しかし、耳血腫が悪化。麻酔をかけて耳道洗浄をするにあたり
念のために開腹してみると、脾臓と背中にしこりがあり摘出。
横隔膜、筋肉、他にも無数の腫瘍が出来ていて
全ては摘出出来なかったそうです。
病理検査の結果は「血管肉腫」。それでも里親さんは
縁があったんだから、はるちゃんを引き取ると言われたそうですが
結局はレスキューのメンバー宅で看取る事が決まったそうです。
現在は病状も安定していて、食事療法を行いながら
他の犬と一緒に、散歩などにも連れて行ってもらっているそうです。


2002年7月12日、はるちゃんが天国に行きました。

保護されてからずっと、おもちゃやボールに興味を示さなかった”はる”ですが
長い闘病生活の間に、お気に入りのぬいぐるみを持ち
少しずつ遊ぶようになりました。
彼女の前半生は誰も知る由もありませんが
空腹と、そこに存在するだけのゴールデンだったのかもしれません。
後半生で家庭犬としての確固たる位置と、温かい温もりを受けることが出来ました。
7月11日、いつもにまして辛い呼吸に陥り病院の酸素室に入りました。
呼吸が楽になると苦しげな表情も少し和らぎ
そして翌朝、静かに安らかに息を引き取ったそうです。


E-Mail: aaadd101@kcat.zaq.ne.jp
URL:http://www.kcat.zaq.ne.jp/aaadd101/










inserted by FC2 system