慢性コンパートメント症候群って? (2)入院、手術、退院 (3)最後に・・・ 脚の写真です(2003.3.8)

(1)自分が慢性コンパートメント症候群とわかるまで。

私が走り始めたのが1993年3月末。
その頃は子供と一緒に走ることが多く、母親が弱音を吐いてはいけないと
必死で頑張りました。
ジョギングを始めて一年ぐらいの時のタイムは
フルで4時間半ぐらい、ハーフで2時間ぐらい、10kmで52分ぐらい。
今とほとんど変わらないんです。
その後、いろんな大会に出場しましたが、一番の目標とする大会は毎年11月の「福知山」でした。
夏を過ぎる頃には福知山のために普段よりも頑張って走っていました。

いつも同じなのですが、頑張りが続くとすねが痛み出します。
そして思うように走れなくなり
走り過ぎかな??と練習量を減らし走力も落ちる。
痛みが引いてまた頑張って走り、すねの痛みが出て練習量を減らす。
同じ事を何年繰り返してきた事でしょう。
自分はすねが弱いのかな??なんて思っていました。

ところが昨年、一緒に走ってくれる人がいたり
ゆっくり楽しく走るマラニックを経験したりで、
私にすればビックリの月間300kmまで走行距離を増やすことが出来ました。

タイムも自己ベストが出たりで、「私だってやれば出来るやん!」なんてうれしくなりました。
走ることが本当に楽しく思えましたし
制限時間に追われる私にも、出場出来る大会が増えてきます。

でも、やっぱりいつもと同じなんですね。
福知山の前にはすねの張りと痛みが出てきました。
また練習量を減らします。
でも、今回は大会出場を続けたからでしょうか?
すねの張りと痛みは4ヶ月経っても治りませんでした。
かかりつけの鍼灸院の先生に「慢性コンパートメント症候群じゃないか?」と早いうちに言われたのですが、
なんだか難しい名前でしたし、すぐに忘れてしまい
内容をちゃんと理解せず、「ゆっくり走ってもいいよ・・・」と言われた
自分に都合の良い事だけを覚えていました。

2002年2月17日、兵庫レディースに出場。
最近は最後尾に慣れてきたとはいえ、この時は辛かったです。
前の人が見えないぐらい遅れてしまい、最終ランナーでゴール。
なんとかゴール出来た喜びはもちろんありましたが、
「こんなはずじゃ・・・」という悔しさもいっぱいでした。

翌日、マラニックなどでお世話になっている走友会の会長さんに
今の自分の症状をメールで相談しました。
会長さんはその日のうちに、知り合いの整形外科の先生にメールを転送してくださり
20日、その整形外科の先生に「スポーツ整形なんて邪道や!
痛かったらやめときなはれ、そりゃ危険信号でっせ! 
そんなん無理してやったら身体に悪い!のひとことでかたずけておりましたが・・・」
そんな始まりのメールをいただきました。 
そして22日、「病名は”慢性コンパートメント症候群”です。」と診断をもらいました。

先生のわかりやすい説明と、自分なりに調べた結果などから
私の場合は切開してもらわないと治らないと思いました。

3月1日に初めて受診、3月3日に手術前の最後のフルマラソンになる「篠山マラソン」を走り
8日に筋膜切開の手術してもらう事に決まりました。

篠山マラソンも、関門に数十秒という苦しいレースでしたが、制限時間内に何とかゴール。
篠山マラソンの事は今は辛い思い出ですが
いつかは素敵な思い出になるかもしれませんね。

入院、手術、退院

すねの張りや痛みのある方、メールを下さいね。
もちろん、応援メールなんて頂けるとめちゃくちゃうれしいで〜〜す!
HPにも遊びに来てください。お待ちしています。


E-Mail: aaadd101@kcat.zaq.ne.jp
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